海上自衛隊の任務は、海、つまり洋上を主な舞台として日本を防衛することにあります。
海上自衛隊に与えられている大きな役割の一つは、洋上を監視し、日本を侵攻しようとする敵を事前に察知することです。四方を海に囲まれた日本を、敵が侵攻しようとした場合、必ず海をわたってこなければなりません。敵は洋上から沿岸を経て上陸を開始するはずです。こうした不審な動きがないかを、海上自衛隊はチェックします。陸上の基地から発進した哨戒機や、艦艇に搭載されたヘリコプターなどを使って監視するのです。
キャッチした相手に、明らかに侵攻の意図が認められれば、これを防がなければなりません。護衛艦や航空機を使って海上自衛隊を狙ってくる可能性もあります。これも撃破します。
これは海上自衛隊による防衛活動のもっとも端的な例です。しかし敵は必ずしも、日本の本土だけを目指すとは限りません。
また、もし日本のシーレーン(輸出入のルート)を脅かす者があれば、これを断固として阻止するのも海上自衛隊に課せられた重要な任務です。
敵が航空機や艦艇、潜水艇などの攻撃によって、日本の貿易を妨害するような行為に出た場合、海上自衛隊は、艦艇を中心とした部隊によって商船やタンカーを護衛します。
このように、海上自衛隊は洋上を縦横に動ける艦艇などの装備を駆使して、海から日本の安全を見つめていると言えます。
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一般人から見た自衛隊