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レンジャー訓練

レンジャー背嚢の異常な重さ

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レンジャー背嚢の異常な重さ

レンジャーでは山の訓練を後半にします。
その訓練ではかなり重たい背嚢、リュックサックと思ってください。
を持たされます。
そして、その背嚢の重さは大体40キロ位です。
なので銃や装具を合わせると50キロを超えてきます。
人一人を背負いながら山道を歩くと考えてください。
でもなぜそのようなことをしているのかというと、レンジャーが任務を遂行する時そこには補給物資が届かないということを想定しています。
そのような環境にいるからこそ、レンジャーは全ての任務に必要な物を自ら背嚢に入れて運搬します。

私はあまり体が大きくありませんし、体の線も細いです。そのような自衛官からみたら彼らが背負っている背嚢のあまりの重さにびっくりしてしまいます。
レンジャー帰還式で集まったレンジャー隊員の背嚢を持つというのは一つの楽しみの一つで、見世物的になっているのですが、その時に初めて持ったレンジャー学生の背嚢の重さなら私は平地でも歩いて行く自信がありませんでした。
睡眠も食事も水もなくあれだけの荷物を背負いながら山を登り続けるレンジャーを尊敬しました。
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